クラブに笑顔が戻る

エッセンドンがラウンド3でようやく今シーズン初勝利を手にした。明暗を分けたのは第3クウォーター、エッセンドンは7連続ゴールを奪い、勝負を決めた。

監督のWorsfoldは試合後、今シーズンの初勝利を冷静に振り返った。

「チームに伝え続けたことが一気に表現できた。」

「物事は待っているだけでは決して動かない。ハードにトレーニングし、より多く練習し、相手を上回るプレーをする必要がある。タフなゲームだ。」

「常に先手を取ってプレーすることができたので、相手が追い付こうとチャレンジした時も、寄せ付けることなく試合を終えることができた。」

フォワードのOrazio Fantasiaはこの勝利は「priceless」だと振り返った。

「楽しかった。ついに悪い流れから脱することができた。」

「苦しい時期も、チームとなら楽しめる。激しくプレーして、チームソングを歌い、エッセンドンとして初勝利のDylan Shielと Zac Clarkeの笑顔を見ることができた。これは最高、pricelessだ。」

オフシーズンに指を怪我して、ベストの状態に戻すのには時間がかかったと本人も認める。この日の試合は、教科書のようなランニングスキルを見せ、21ディスポーザル、10マーク、2ゴールの活躍を見せた。

「JLTカップも含めて、調子が上がらなかった。」

「今日はマークもいくつかとれて、少しは良くなった。」

エッセンドンはこの試合20ゴールを奪ったものの、Fantasiaは攻撃面でまだ改善点があると話した。

「これが我々のベストだとは思わない。いくつかのフォワードエントリーは改善の余地がある。しかし全体として良いプレーも多かった。」

「Walla(Anthony McDonald-Tipungwuti)も今日は最高だったね。」

オンボーラーのDevon Smithは単純に試合を楽しめたことが勝利につながったとインタビューに答えた。

「昨年のシーズン後半のようなボールアタックが戻ってきた。」

「今日は試合を楽しもうと。グラウンドのあらゆるエリアでチームメイトの笑顔が見られたし、そんなに思いつめた雰囲気もなく、ただフットボールに集中できていた。本当に良い雰囲気だった。」

Smithは試合中に頭を打ったことで、脳震盪のテストを受けて20分間退場したが、試合に復帰、15ディスポーザル、9タックル、2ゴールといつも通りのアグレッシブなプレーが出た。

「脳震盪のテストを受けたのは初めてだったが、パスできたよ。いくつか難しい質問があったけど。」

「試合に戻れてうれしかったし、その後もチームに貢献できた。」

「チームは確かに良い方向に向かっている。チームを信じているし、このチームを誇りに思っている。」

Smithは次節、まだ無敗のライオンズと戦うことを見据えて付け加えた。

「非常に重要な戦いになる。次の試合に勝って2勝2敗とすれば、再び自信を持ってシーズンを戦える状態になるはずだ。」

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