ESSENDON 2.3 5.7 6.9 10.12 (72)
MELBOURNE 1.3 4.7 11.10 16.12 (108)
先週、ダブルスコアで負けたチーム同士の対戦となった日曜日、接戦が予想されていたが、前半はエッセンドン、後半はデーモンズというはっきりとした展開となり、後半に流れを掴んだデーモンズが36点差をつけて逃げ切った。
流れを変えたのは第3クウォーター、エッセンドンの1ゴールに対して、デーモンズは7ゴール。一気に点差をつけられた。
デーモンズは先週のリッチモンド戦の大敗から立ち上がり、今シーズン3勝目となった。デーモンズのフォワードは、エッセンドンのディフェンス陣を切り崩し、Bayley Fritsch、Charlie Spargo、Mitch Hannanの3人で8ゴールを奪った。
また、中盤のNathan Jones、Angus Brayshaw、James Harmesらも試合にインパクトを与えた。さらにラックマンのMax Gawnもラックワークとフォワードで活躍し、2ゴールを決めた。
エッセンドンはポジティブな面を見つけるのが難しい試合展開だった。今シーズン2勝4敗で、すでにファイナル進出が難しくなっている。水曜日に行われたアンザックデーマッチからわずかなリカバリー期間しかなかったということもあってか、後半は足が止まり、相手に12ゴールを許した。さらに攻撃面でも不安が残り、後半はわずか5ゴールしか奪うことができず、フォワードのJoe Daniherは0ゴールに終わった。
試合の立ち上がりはエッセンドンがペースを掴んでいた。激しいボールアタックで相手にプレッシャーを与え、ボールを何度もターンオーバーしていたものの、チャンスを十分に生かすことができず、ボールへのアタックの割には第1クウォーター、2ゴールに終わった。
第2クウォーターも引き続きエッセンドンのペース。バックラインで奪ったボールを素早く前線に運ぶという得意の攻撃を見せて、一時は16点差を奪うことに成功した。
しかしその後、デーモンズの反撃にあって差を6点に縮められてハーフタイムへ。前半はミスキックやハンドリングミス、マークミスが目立つ内容で、ボールに良くアタックをしたものの、ミスでそのエフォートを帳消しにしてしまうシーンも多く見られた。
ハーフタイムが明けた第3クウォーターは完全にデーモンズのペースとなった。開始10分で4連続ゴールを決められ、逆転を許した。エッセンドンは徐々に足が止まり始め、ボール際でのコンテストで負けるシーンが増えてきた。
デーモンズのラックマンGawnはフォワードでプレーする時間も増え、角度のないエリアから2ゴールを奪うなど、活躍を見せていた。元エッセンドンのJake Melkshamも特に後半は素晴らしい動きを見せ、この日は2ゴールの活躍だった。
後半は全くペースを取り戻すことが出来なかったエッセンドン、為す術なく逆転負けを喫した。次節はMCGでホーソン・ホークスと対戦する。
GOALS
Essendon: Stringer 3, McDonald-Tipungwuti 2, Smith 2, Laverde, Stewart, Zaharakis
Melbourne: Hannan 3, Fritsch 3, Spargo 2, Gawn 2, Hogan 2, T McDonald 2, Melksham 2
BEST
Essendon: Merrett, Zaharakis, Ambrose, Hurley, McGrath, Smith
Melbourne: Gawn, Salem, Hannan, Hibberd, Fritsch, O McDonald, T McDonald
INJURIES
Essendon: Nil
Melbourne: Hogan (right ankle)
Reports: Nil
Umpires: Foot, Rosebury, Williamson
Official crowd: 35,964 at Etihad Stadium